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平成17年5月22日朝刊掲載 BuckNumber一覧 >>
株式会社日経サービス 取締役社長 近藤 泰章さん
株式会社日経サービス
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株式会社日経サービス
取締役社長 近藤 泰章さん

 
 
警備大手の日経サービスが地域ボランティアを バックアップするビジネスモデル特許を申請


 学校の管理業務からスタートした(株)日経サービス(大阪市中央区南船場)は、創業38年の実績を誇る、近畿有数の総合管理の警備会社だ。とくに学校犯罪が多発化した最近は、校舎警備並びに総合管理に力を入れている。その一環として、地域の力で学校をガードする、独自の警備システム「見守り・ボランティア・パトロール(MVP)」を新たなビジネスモデルとして特許申請中という。
「見守り・ボランティア・パトロール(MVP)」とは?

 「簡単にご説明すると、ボランティアの方々のお力をお借りしながら、当社の常駐警備のノウハウを使って、小学校の安全と安心を守る警備システムです」と近藤泰章社長。M=見守り、V=ボランティア、P=パトロールという意味とか。この警備システムが生まれた背景には、「警備を導入したくても、予算がないので、なかなか実行できないでいる」という、教育現場側の本音があるのだ。
 小学校の犯罪防止は、「校門の常時監視と登下校時の声掛け」がキーワード。せっかく防犯カメラやモニターを設置しても、それを見ている人がいなくては、意味がない。不審者の侵入を防ぐためには、登下校時に校門に立ち、児童たちに声を掛けながら、同時に不審者の監視をするのが基本となる。これを万全に行うには、2名の配置が必要なのだ。しかし、プロの警備員を2名配置すると、その費用は多大な額となる。そこで日経サービスでは、「お金をかけずに、常駐警備と同様、またはそれ以上の効果をあげる方法はないだろうか」と社内で討議を重ね、結論づけたのがこのMVPなのだ。地域の人々が、ボランティア活動として参加、これを日経サービスがサポートするのが特徴だ。

看護補助業務や図書館運営などより専門的分野にも進出

 昭和42年4月に創業した日経サービスは、以来、40年近く、学校の管理と警備を中心に地域密着型のサービスを展開。年商70億円を超える総合管理会社の大手に成長した。また学校警備だけでなく、病院関係での実績にも定評がある。その企業姿勢は“MVPのビジネスモデル特許申請”でも分かるように前向きだ。単にクライアントから与えられた業務の遂行だけでなく、さまざまな分野で新しいビジネスを試みている。
 現在はメディカルサービスとして多数の病院での実績を得たノウハウにより、中材業務・看護補助業務・手術部環境保全業務など、高い技術力と信頼性が要求されるサービスを提供。多様化する人材ニーズに対応して、高度な技術を取得している人材派遣を実践。オフィスワーク・アウトソーシング、図書館運営委託、車両運行管理など、細分化された専門的分野へ進出している。「今後もより選び抜かれたスペシャリストの派遣を具現化したい」(近藤社長)と、その志はあくまでも高い。そのためには、ハイレベルな人材ネットワークで差別化を図り、時代を先取りしたビジネス展開に邁進していくという。現状のレベルに満足することなく、常に“次のステップ”に目を向けているのだ。


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