平成十八年度は、去年より採用人員を増やしたいという大手企業が増えています。これはマスコミでも発表されていますが、当社も合同企業説明会「就職博」などを開催し、学生たちの就職活動をサポートする事業の一環として、企業の採用動向を調査したところ、同じ結果となっています。この大手の採用枠の拡大により、中堅・中小企業は苦戦を強いられているようです。
また昨年から企業側の新卒者の採用・選考に関する自主規制である倫理憲章によって選考が四月一日以降と定められたため、選考が集中。学生を集めにくくなったという状況になっています。
そうした二つの理由から、今年は企業の採用活動が長引くといえるでしょう。ですからまだ内定をもらっていない方も諦めてはいけません。大手企業の採用活動も続いていくでしょうし、中堅・中小企業に関してはこれから活発な採用活動が展開されるからです。
では、そういった状況の中で、学生の方々はどんな姿勢で就職活動に取り組めばいいのでしょう。企業は、真剣にその企業で働きたいと思っている学生だけを選考の対象にしたいと考えています。ですから学生の方々は、本当にその企業で働きたいという意思を伝えなければなりません。そのためには本当に働きたいと思える企業を見つけなければなりません。まだそのような企業と出会っていない方は、これまでの就職活動を振り返り、作戦を変えることも考えてはいかがでしょう。
インターネットからの情報収集だけではなく、自分で動き、考え、自分に合った企業を探していく。同時に自分の職業観をあらためて見つめ直すことも必要です。仕事に対する考えを、しっかり持ち、それを伝えれば企業は高く評価します。もし職業観が確立されていないのであれば、今からでもご家族や友人と話し合う時間を持つべきです。就職が決まった後に振り返れば、その時間が無駄ではなかったことを実感できると思いますよ。
|